料理:酒粕の「粕汁」

酒粕がたくさんあるので、「粕汁」にしました。

酒の麹の風味なので、好き嫌いが分かれると思います。

(↓運悪く白みそも赤みそも無くて、八丁みそで代用したので色が濃くてそれっぽくないですが・・・)

P1020326

  1. 酒粕を溶かしてペースト状にして用意すると楽です。
    酒粕:白みそを2:1くらい、水と日本酒で溶いておきます。
    白みそが無ければ赤みそでもよいですが、その時は3:1くらいでもよいかもしれません。
    最初に作らずに、具を煮た汁で酒粕と味噌を練りつぶしてもよいです。
    (フードプロセッサーがと早いですが、掃除が面倒なら、すり鉢で混ぜます。
    酒粕をしばらく水につけておくと楽です)
  2. 具材はお好みで;
    ・大根や人参:イチョウ切りか、短冊切り。
    ・カブ:くし切りで薄く。
    ・里芋:皮を剥いて食べやすい大きさに。
    ・こんにゃく:食べやすい大きさに切って、できれば軽く下茹で。(面倒なら茹でずに)
    ・しいたけ、シメジなど。
    ※好みですが、酒粕の風味が落ちるので、魚(生臭いから)や肉は入れない方が好きです。どうしてもなら豚肉程度で。
    同じ理由で、(私は)ねぎやごぼうなどクセが強い野菜も少な目にします。
  3. 鍋に油を入れて熱して、根菜やこんにゃくなどから炒めます。
  4. 鍋に、だし汁を入れて中火にかけ、塩と醤油(少々)を入れて煮ます。
    この段階ではかなり薄めの味にしておきます。
    酒粕や味噌で煮込むわけではありません。
  5. 根菜類が柔らかく煮えたら、ペーストにした酒粕+味噌を溶かし入れます。
    溶けて、ひと煮立ちしたら火を止めます。
    沸騰して煮込むと、酒粕と味噌の風味が落ちておいしくないです。
    (酒粕がメインではない”鍋”にするならそれはそれでよいのでしょう・・・)
  6. 仕上げに薬味で、刻んだねぎ、柚子、七味唐辛子などをどうぞ。

酒粕の風味と、とろ~とした食感の汁物になるので、気分的には冬向けですね。

 

| | トラックバック (0)

「冷たい校舎の時は止まる」読了

「冷たい校舎の時は止まる(上下)」、辻村深月

979a 979b

異界?なミステリです。

舞台は雪の日の高校です。

8人の生徒が校舎に閉じ込められ、無人で外にも出られず、時間も止まっています。

学園祭で自殺した生徒?(=ホスト)が恨みで作った世界のようですが、死んだ生徒を誰も思い出せません。

それを責められて退職を決めた若い教師(型破り)が居てもおかしくないのですが居ません。

生徒は、一人ずつホストに出会って姿を消していきます。(元の世界に戻るらしい)

親友に裏切られて自殺未遂をした少女、不良っぽいが根はよい少年、芸術に生きる少女など、それぞれの想いや生活など青春が順番に回想されます。

もしかして8人の中の誰かが自殺したのではと疑心暗鬼になりますが・・・

どんどん生徒が消えていきます。

最後には、自殺した生徒が分かり(ここまでは途中でわかるが)、ホストの正体も明かされます。

どんでん返しで、ある少年にまつわる真実も明かされます。

元の世界に戻った彼らは・・・

読み応えはあっておもしろいですが、テーマは暗いです。

読後感: その+-でゼロでしょうか。

 

| | トラックバック (0)

「足引き寺閻魔帳」読了

「足引き寺閻魔帳」、澤田ふじ子

978

時代小説(江戸時代)、闇の仕事人ものの短編集です。

舞台は京都。

主人公は僧侶、絵師、役人、犬などの仲間で、依頼を受けて恨みをはらす仕事です。

・商人が娘を侍に嫁がせますが、娘は井戸で自殺します。
商人が持つ名「茶碗」を手に入れるための企みで、その恨みをはらします。

などなど。

恨みを依頼されるところまでがメインで、実際に仕事をする場面やその後は描かれません。

演出でしょうし、好みだと思いますが、ちょっと微妙。

読後感: いまいちです。

 

| | トラックバック (0)

「闇隠れの刃」読了

「闇隠れの刃」、口入屋用心棒(21)、鈴木英治

977

時代小説(江戸)、捕り物風の話です。

主人公の浪人(用心棒)が、仲間の元殺し屋、同心とともに事件を解決します。

藩主の弟は護衛の侍(片腕だが達人)と江戸に来て、惚れた娘を探しています。

主人公は未熟さに悩んで、その侍に教えを受けます。

同心は、凶悪な盗賊(片目)を追っていますが、仲間(元殺し屋)が瀕死の重傷を負わされます。

藩主の弟を誘拐して、藩主をおびき出す陰謀があり、盗賊はスカウトされます。

盗賊は護衛の侍の元ライバルであり、だまし討ちにあって侍は怪我をします。

盗賊と主人公のチャンバラがありますが、誘拐は成功してしまいます。

ここで、次巻へ。

読後感:さわやかでGOODです。

 

| | トラックバック (0)

おみやげ:十三里屋の「スイートポテト」

四谷十三里屋さんの「スイートポテト」です。

さつまいものお菓子がメインのお店です。

江戸時代に、さつまいも=「栗(九里)より(四里)甘い」=十三里と洒落で呼ばれていました。

P1020028

↓詰め合わせで開けると、普通の金時と紫芋の2種類です。

P1020029

なめらかで、甘さもほどよい感じです。

P1020030

普通においしいおみやげです。

ただ、なめらかすぎるのが、わが家では不評でした。

味は見た目通りなので、自分で芋から作って好みで調整した方がよいかも。(^.^;)

 

| | トラックバック (0)

「魔性の牙」読了

「魔性の牙」、八丁堀つむじ風(11)、和久田正明

976

時代小説(江戸)。捕り物の連作短編集です。

主人公は、妻を亡くして一人身の同心です。

・主人公をライバル視する同心が、凶悪強盗のネタを手に入れ、主人公に隠して探索します。
主人公はある女からの頼みで、夫(飛脚だと偽っていた)を調べます。
双方探索を続け、ネタはガセであり、夫が実は凶悪強盗だったと分かります。

・若手医師が、養父に虐待される子(捨て子)を助けます。
首なし死体が見つかって、何か薬らしきものを持っており、主人公は探索します。
子は女中に騙されて家出をしますが、女中たちは盗人であり、前の使用人を殺して家に入り込んでいたのでした。

などなど。

読後感: さわやかでおもしろいです。

 

| | トラックバック (0)

「菓子フェスの庭」読了

「菓子フェスの庭」、上田早夕里

975

パティシエ小説、「ラ・パティスリー」の続編です。

舞台は神戸の洋菓子店、主人公は若手の女性パティシエです。

デパートの男性社員は大のお菓子嫌いですが、菓子フェスティバルの企画担当になります。

多くのお店に頼んで菓子を集めますが、主人公が作った菓子に感動して、「菓子が嫌いな人向け」の一品を頼みます。

主人公はブラン・マンジェ(牛乳・生クリームがベース)を作ることに決めます。

主人公があこがれる先輩パティシエの男性が関西に戻ってきて、自分の店を開くと告げます。

彼にも協力してもらって、試作を続けます。

デパートの男性社員は、主人公に惚れてしまい、彼女をメインにしてお菓子外販の企画を考えます。

主人公はその話を断って、先輩の店を手伝おうと決めます。

ちょっと短いのですが、お菓子作りの話がおもしろいです。

読後感:さわやかです。

 

| | トラックバック (0)

«「待宵の芒舟」読了